コロナウイルスによって世界の常識や経済の動向、物流システムなど多くのものが変化してきました。
ebay輸出も大きな変化をした副業のひとつだと思います。
そんな変化の時代だからこそ柔軟に対応することで大きなチャンスを掴むことができるのではないかと思っています。
ebay輸出とは
ebayとは世界最大級のオークションサイト、または、現在では新品販売中心のグローバルECマーケットプレイスとしての存在感が大きくなっています。
ebay輸出とは読んでそのままなのですが、ebayというプラットフォームを利用して日本国内から海外へ販売していく副業になります。
私はその中でも中古品のみを取り扱っているので、この記事ではそのやり方をシェアしていきたいと思います。
ebay輸出は2つに分かれる
ebay輸出に取り組むにあたって大きく二つの流れがあります。
それは有在庫か無在庫かです。
説明しなくてもわかるかとは思いますが、一応説明させていただくと、
有在庫とは商品を購入(仕入れ)後、ebayで出品・販売する手法になります。
一方無在庫とは商品を仕入れる前にebayに出品し、売れた後に仕入れて発送する手法です。
もちろん両方を織り交ぜて販売しているセラーもいますが、ebay輸出を始めようと思ったら、まずはどちらかの手法一本で始めた方がいいかと思います。
それでは両方の手法のメリット・デメリットについて説明していきたいと思います。
有在庫のメリットとデメリット
有在庫のメリット
・利益幅が大きい
・ライバルが少ない
・在庫切れの心配がない
・現物を見れるので正確な送料計算ができる
・オリジナルの写真で差別化できる
・リピーターがつきやすい
有在庫のデメリット
・先に仕入れるので売れるまで資金が拘束される
・利益がでる商品のリサーチが重要
・物理的に部屋を圧迫する
ちなみに私は有在庫で取り組んでいます。
無在庫のメリットとデメリット
無在庫のメリット
・売れた後から仕入れができる
・売れるかわからないものも利益を乗せて出品できる
・一度も商品を見ることなく取引が終了する
無在庫のデメリット
・利益幅が少ない
・在庫切れのリスクがある
・出品数が膨大になるため管理が大変
・現物を見ないため送料の計算がずれる可能性がある
・ライバルが多い
・リミットアップしないと出品制限でまともに出品できない
・手数料の関係でストア登録必須
実際に無在庫に取り組んだ事がないので、このデメリットはもしかしたら間違いがあるかもしれません。
有在庫ebay輸出の進め方
日本国内の物販系副業と同じく、流れは至ってシンプルです。
リサーチ→商品を仕入れる→ebayに出品する→売れたら発送。
私の仕入れ商品は大体2千円~2万円程で、販売利益が5000円~出そうな商品のみを扱っています。
仕入金額が低いものは最低利益5000円~ですが、1万円を超える仕入れですと利益は1万円以上出るように設定しています。
有在庫の場合、扱っているジャンルが人気があって有在庫の出品者があまりいないようであれば、これだけの利益を確保するのも難しくないと思います。
ちなみに無在庫の出品者は価格的にほとんど相手になりません。
無在庫ebay輸出の進め方
無在庫でする場合はとりあえず出品数の勝負になってきます。
ヤフオク(即決)・メルカリなどのフリマサイト・ネットショップなどで出品・販売されている商品に利益を乗せてガンガン出品していきます。画像はその出品者のものをお借りします。
そして売れたら購入して発送するという流れです。
しかし、出品してから売れるまでに在庫切れがないように管理していかなければならず、在庫切れの商品は削除し、また新たに出品していくという作業が必要になります。
この作業に対するツールもあるようですが、私は使ったことがないのでわかりません。
リミットアップ
ebayで販売を始めたばかりの場合セリング・リミットというものが足かせになってきます。
セリング・リミットとはセラーに与えられる制限で、最初に与えられるセリング・リミットは、10商品かつ500ドルとなることが一般的です。
この場合、ひと月に売ることのできる限界は、10商品もしくは500ドルまでとなります。正直めちゃくちゃ少ないです。
月が替わるとリミットはリセットされ、また限界まで販売することが可能になります。
このリミット上限を増やすことができるようになるのは、大体初出品から30日経過後~になります。しかし、30日経過したからといって必ずリミットアップできるとは限りません。
私の場合は1週間ほどで500ドルのリミットをオーバーし、ebayへリミットアップお願いのメールを送りました。しかし30日待てとの連絡でリミットアップできず。
その後次の月になり、またすぐリミットオーバーしたので再度メールを送るも結果は同じ。
30日経過してもリミットアップしないため、またメールを送ってもリミットアップせず…イライラしていると数日後にリミットアップのメールが届きました。
30商品の2000ドルくらいだったと思います。その後は毎月勝手にリミットアップしてくれ、現在は120商品の9900ドルになっています。
発送方法
コロナ渦以前の発送方法は日本郵政のEMSやeパケットが圧倒的に人気でした。
しかし、コロナが蔓延しだしEMSやeパケットでは発送不可能の国が多く出てきたり、届くまでに長い遅延が生じるようになってしまいました。
そこで目を向けられたのが「クーリエ」と呼ばれる業者でした。
クーリエとは国際宅配便の事で、民間の配達サービスです。代表的な業者にはDHLやFedEx、UPS、などがあります。
こうしたクーリエはコロナ渦の中でも、ほぼ問題なく荷物を発送でき配送を完了できています。
しかも全盛期のEMSと比べても届くまでの期間も早いです。
しかしクーリエは契約しないと利用する事ができず、契約できたとしても数量が少なければ割高になってしまう可能性があります。
ですので、一般の人には敷居が高い発送方法です。
それは私も例外ではなく、自分で契約するのは色々と条件が厳しかった為、考えた結果「発送代行業者」を利用する事にしました。
バゲッジフォワード
私が利用しているのはバゲッジフォワードという代行業者です。
何故かサイトが2つありますがバゲッジフォワードとバゲッジフォワードコムは同じです。
どちらに登録しても最終的には一緒のサイトに飛ぶので問題ありません。
他の代行業者を利用したことがないので比較はできませんが、バゲッジフォワードを利用していて特に困った事はありません。
私が扱っている商品を発送する時は、50サイズの箱に梱包してバゲッジフォワードに送っているのですが、向こうに到着して見積もりが出ると大体重量は300g~400g(容積重量なのか実重量かは謎)程度です。
発送はDHL Expressで、アメリカまで大体3100~3600円程度です。到着までは大体3日~1週間前後、今の所届かなかった事や、破損などのクレームはありません。
私の場合は有在庫ですので、一度手元で検品や写真撮影をしたいのと、業者任せの梱包が不安なため、仕入れ先から一度手元に送ってもらって、売れたらバゲッジフォワードに送るというスタイルをとっています。
アメリカまでのトータルの発送コストは4000~4500円程だと思います。
また、バゲッジフォワードは商品預かりサービスもしています。一度だけ利用しましたが特に問題なく保管してもらい、発送する事ができましたが、
保管期間の3週間ぐらいの間、毎週必ず発送指示を促すメールが来ていて少し不安を感じました。
大きい荷物などを取り扱う場合にはいいかもしれません。
ちなみにその時は、試しにトランペットをメルカリから仕入れて販売しました。仕入が11000円ぐらいで送料が13000円ぐらい、360ドルぐらいで売れたので10000円ぐらいの利益でした。
送料設定
私の送料設定を公開させて頂きたいと思います。
文章にすると面倒くさいので画像を貼っておきますので、興味のある方は見てみて下さい。
この送料設定でも普通に売れますし、到着も早いので今の所全てポジティブフィードバックを頂いています。
この記事がebay輸出の参考になれば幸いです。